■ゴルフボードへの「移行」

 資金調達やマーケティング面では、「クラウドファンディング」による資金調達サイト「キックスターター(KickStarter)」を利用した。優先的にゴルフボードを提供する見返りに資金提供をインターネットを通じて広く呼び掛けた。

 また個人向けにマーケティングを展開するばかりでなく、ゴルフカートと同じようにゴルフ場とリース契約を取り結ぶことにも力を入れている。

 欧州ツアーへの参戦経験を持つプロゴルファーのクリス・ファンデルベルデ(Chris van der Velde)さんもリース契約を結んだ最初の一人だ。自身が所有する米オレゴン(Oregon)州のコースを訪れるゴルフ客たちの反応を見たいと考え、20台のゴルフボードを6か月間リースすることを決めたという。

「ゴルフボードのおかげでゴルフがもっと楽しくなるだろうね、プレーの合間すら面白くなると思うよ。サーフィンやスノーボード、スケートボードが好きな人々を惹きつけることにもなるだろうしね。退屈することが絶対になくなるよ」とファンデルベルデさん。

 だが、その一方で伝統を重んじるゴルフプレーヤーたちが、ゴルフボードに対して懐疑的な態度を取ることも簡単に予想できるという。

「ゴルフボードが、ゴルフに大変革をもたらすかどうかは分からない。一部の人は(ゴルフボードを)すんなり受け入れるだろうけど、これまでのやり方と違うというだけで毛嫌いする人もなかにはいると思う。かつて木製のクラブからメタルヘッドに移行した時もそうだった。あの頃と同じように、多くの人がゴルフボードを少しずつ許容していくんじゃないかな。だって(ゴルフボードは)格好いいからね」(ファンデルベルデさん)

(c)AFP/Michael THURSTON