タイでデモ隊と治安部隊が衝突、警官1人死亡 選管は選挙延期を要請
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【12月26日 AFP】タイの首都バンコク(Bangkok)で26日、インラック・シナワット(Yingluck Shinawatra)首相の退陣を求める反政府デモ隊と治安部隊が衝突し、警察官1人が死亡、60人あまりが負傷した。死亡した警官が搬送された病院の関係者によると、警官は胸を撃たれていたという。
来年の総選挙に向けた立候補者の登録受け付けが行われているバンコク市内の競技場に向かっていたデモ隊を、治安部隊が催涙弾やゴム弾を用いて阻止した。
だが治安部隊側は実弾の使用は否定。デモ隊は武装していないとの主張は真実ではないとデモ隊側を非難した。
デモの激化を受けて選挙管理委員会は同日、来年2月2日に予定されていた選挙の延期を政府に要請したが、これまでのところ、政府側からの声明は出ていない。
タイの憲法は、総選挙の実施日を議会解散から60日以内と定めている。
インラック首相に抗議する大規模なデモが始まって以来、これまでに5人が死亡、200人以上が負傷している。(c)AFP