ロシア大統領、政敵の元石油王を恩赦へ
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同受刑者の釈放はもともと2014年8月に予定されていた。検察当局は今月初め、同受刑者をマネーロンダリング(資金洗浄)の罪で3度目の裁判にかける意向を示唆していたが、その可能性は低くなった。
同国では、他の一部の受刑者に対しても恩赦が発表されたばかり。その対象には、プーチン政権を批判した女性パンクバンド「プッシー・ライオット(Pussy Riot)」のメンバー2人も含まれている。
ホドルコフスキー受刑者に恩赦を与えるという発表は国内に衝撃を与え、株価にも好影響を与えた。政治家や識者らも、非常に大きな転換点と捉えている。アレクセイ・クドリン(Alexei Kudrin)元財務相はマイクロブログのツイッター(Twitter)で「画期的な出来事」と表現した他、米系シンクタンク、カーネギー国際平和財団モスクワ・センター(Carnegie Moscow Centre)のアナリスト、マリア・リップマン(Maria Lipman)氏も、同受刑者の釈放は「比類なく重大な出来事」だと語ると同時に、プーチン氏が同受刑者をもはや脅威とみなしていないことの表れと指摘。「この国の支配者は彼(プーチン氏)であり、最も重要な決断を下すのは自分だという宣言であり確認でもある」と論じている。(c)AFP/Dmitry ZAKS, Stuart WILLIAMS