【11月27日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)は26日、グループリーグ第5節の試合が各地で行われ、グループFのアーセナル(Arsenal)は2-0でオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)に勝利した。

 アーセナルは、ジャック・ウィルシャー(Jack Wilshere)が開始27秒の先制点を含む2得点を挙げ、決勝トーナメント進出決定まであとわずかとなった。

 アーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督率いるアーセナルは、メスト・エジル(Mesut Ozil)のPK失敗もあり、試合を支配しながら追加点を挙げられずにいたが、ウィルシャーが後半20分に2点目を決め、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)とナポリ(SSC Napoli)に勝ち点3差のグループ首位を守った。

 アーセナルは、12月11日に行われる敵地でのナポリ戦に敗戦しない限り、11シーズン連続となる決勝トーナメント進出が決まる。

 しかしながら、この日のもう1試合でナポリがドルトムントに敗れたため、次節アーセナルがナポリに敗れ、ドルトムントが敵地でマルセイユに勝利した場合、決勝トーナメントの進出はアーセナル、ドルトムント、ナポリの得失点差の争いになる。

 ベンゲル監督は英ITVに対し、「われわれは主導権を握り、勝負を決める鋭さをわずかに欠く場面は何度かあったように見えたが、全体としては常に試合を支配した。もっと多くの得点を決められなかったことだけが残念だ」とコメントした。

「ここまで5試合で勝ち点12を得ている。十分なポイントだし、いいプレーをすればナポリから勝ち点を持ち帰る自信がある」

(c)AFP/Tom WILLIAMS