ベッテルが通算44度目のPP獲得、米国GP
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【11月17日 AFP】13F1第18戦米国GP(United States Grand Prix 2013)は16日、予選が行われ、レッドブル(Red Bull)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)がポールポジションを獲得した。
ベッテルは予選終了間際にチームメートのマーク・ウェバー(Mark Webber)を上回る最終ラップで逆転に成功し、レッドブルはフロントローを独占した。
強風で緊張感が漂うサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(Circuit of The Americas)で行われた予選で、ウェバーを0秒103上回るベストラップ1分36秒338を記録したベッテルは通算44回目のポールポジション獲得となり、17日の決勝で新記録の8連勝達成へ大きく前進した。
レッドブルがフロントローを独占するのは今季5度目で、クリスチャン・ホーナー(Christian Horner)代表の40回目の誕生日にふさわしいプレゼントとなった。
予選後にベッテルは、「クリスチャン、誕生日おめでとう。2台ともフロントローに並ぶ素晴らしい結果になったよ」と語っている。
「午前中から強風が吹いていたので油断できない予選だった。高速コーナーは簡単なものではなかったよ。最初の走行では満足できなかったけれど、最後にはミスなく走れてポールポジションを獲得できた」
予選3番手にはロータス(Lotus F1 Team)のロマン・グロージャン(Romain Grosjean)が入り、4番手にザウバー(Sauber)のニコ・ヒュルケンベルグ(Nico Hulkenberg)、5番手にはメルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)がつけた。
6番手にはフェラーリ(Ferrari)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)、7番手にマクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)のセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)、8番手にロータスのヘイッキ・コバライネン(Heikki Kovalainen)、9番手にウィリアムズ(Williams)のバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)が続いた。
10番手にはザウバーのエステバン・グティエレス(Esteban Gutierrez)が入ったが、予選でウィリアムズのパストール・マルドナド(Pastor Maldonado)をブロックしたとして10グリッド降格処分を受けている。
来季のフェラーリ移籍が決まり、15日にフランス東部ストラスブール(Strasbourg)で手術を受けたキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)の代役として今回から参戦したコバライネンは、2012年以来の復帰となった予選で輝きを見せていた。(c)AFP