【11月15日 AFP】サッカーフランス代表のディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督は14日、ラファエル・バラン(Raphael Varane)がけがのためトレーニングを休んだことを明らかにし、15日に行われるウクライナとの2014年W杯ブラジル大会(2014 World Cup)欧州予選プレーオフ第1戦を欠場する可能性があると語った。

 デシャン監督は、キエフ(Kiev)での試合を翌日に控えて行われた記者会見で「バランの膝が腫れ上がっており、心配だ」と話した。

「昨日(13日)治療を受け、チームのトレーニングには参加しなかった。今日(14日)も練習を休むだろう。出場させるかどうかは試合当日に決める」

 5月の膝の手術の後、バランはスペイン1部リーグで所属するレアル・マドリード(Real Madrid)のメディカルスタッフによる治療を受け、回復を進めてきた。フランス代表の医療チームは、レアルでバランが受けているそれと同様の治療法を採用しているという。

 現在20歳で、フランス代表としてこれまで3試合に出場しているバランは、先月行われたオーストラリアとの親善試合の前にもトレーニングを休んだが、フランスが6-0で勝利した試合には出場した。(c)AFP