【7月29日 AFP】第15回世界水泳選手権(15th FINA World Championships)は28日、スペイン・バルセロナ(Barcelona)で男子10メートル高飛び込み決勝が行われ、中国の邱波(Qiu Bo)が合計581点で金メダルに輝いた。

 合計517.4点で米国のデービッド・ボウディア(David Boudia)が銀メダル、合計508.55点でドイツのザスカ・クライン(Sascha Klein)が銅メダルを獲得した。

 昨年のロンドン五輪ではボウディアにトップの座を奪われ、金メダルを逃した邱だが、今大会ではほぼ完璧なパフォーマンスを見せ、屈辱を晴らすことができた。

 一方で、英国のトム・デイリー(Tom Daley)は上腕三頭筋の損傷に妨げられ、6位に終わった。

 邱の勝利により、中国勢は飛び込み10種目中、9種目で金メダルを獲得したこととなる。(c)AFP