【4月4日 AFP】米国防総省は3日、北朝鮮の度重なる威嚇を受け、米軍基地防衛のため数週間以内に最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」を米領グアム(Guam)島に配備すると発表した。

THAADはトラックに搭載するシステムで、敵が発射したミサイルを検知・追跡し、迎撃ミサイルを発射することができる。米国は今回の発表に先立ち、米国やその同盟国に対する北朝鮮の攻撃を迎え撃つため、西太平洋海域にイージス艦2隻を展開したと発表していた。グアムには現在、海兵隊や潜水艦・爆撃機の乗員など6000人の米軍人が駐屯している。(c)AFP