アーセナル、4点差逆転しレディングに勝利 キャピタル・ワン・カップ
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【10月31日 AFP】イングランド、キャピタル・ワン・カップ(Capital One Cup 2012-13)は30日、4回戦の試合が各地で行われ、アーセナル(Arsenal)は延長戦の末レディング(Reading FC)に7-5で勝利し、準々決勝に進出した。
アーセナルは0-4からの大逆転劇を演じてレディングを下し、マデイスキー・スタジアム(Madejski Stadium)での史上まれに見る試合を制した。
アーセナルのテオ・ウォルコット(Theo Walcott)は後半ロスタイムに延長に持ち込む同点ゴール、さらには延長終了間際に決勝ゴールを挙げてハットトリックを達成し、記憶に残る120分間の戦いで英雄となった。
この勝利でアーセナルは10シーズン連続となる8強進出を果たした。一方、元アーセナルの選手だったレディングのブライアン・マクダーモット(Brian McDermott)監督にとっては、どのように勝利を逃したのか理解しがたい結果となった。
1-0で勝利した27日のイングランド・プレミアリーグ第9節、クイーンズ・パーク・レンジャーズ(Queens Park Rangers、QPR)戦から、アーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督が先発11人全員を入れ替えたアーセナルに対し、レディングは前半2分にショーン・モリソン(Sean Morrison)がポストを直撃するヘディングシュートを放つなど、試合開始直後から攻勢に出た。
猛攻が止まらないレディングは、ジェイソン・ロバーツ(Jason Roberts)のボレーシュート、アーセナルのローラン・コシールニー(Laurent Koscielny)のオウンゴール、そしてアーセナルGKダミアン・マルティネス(Damian Martinez)のミスも絡んだマイケル・レイガートウッド(Mikele Leigertwood)の得点で、前半20分までに3-0とリードを奪った。
レディングがさらにノエル・ハント(Noel Hunt)のヘディングシュートで4-0としたところで、アーセナルも前半ロスタイムにウォルコットがレディングのGKアダム・フェデリチ(Adam Federici)の上を抜くループシュートを決めて1点を返した。
単なる気休めにしか見えなかったこの1点だが、後半に途中出場のオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)が2点目、コシールニーが汚名返上の3点目を決めるとアーセナルにも希望が生まれ、そしてウォルコットが後半ロスタイム5分に同点ゴールを決めて延長へ持ち込んだ。
レディングの選手は提示された4分よりも長くプレーが続いたことに怒りを示したが、延長前半13分にアーセナルのマルアン・シャマフ(Marouane Chamakh)に決められてリードを許し、自分たちの不運を呪うことになった。
しかし、信じられないことに試合にはさらなるドラマが待っていた。
レディングは試合終了5分前にパベル・ポグレブニャク(Pavel Pogrebnyak)のヘディングシュートで5-5の同点に追いついた。PK戦が見え始めた中、アーセナルはウォルコットのシュートで再びリードを奪い、さらにはシャマフがループシュートを決めて試合を締めくくった。(c)AFP/Tom Williams
アーセナルは0-4からの大逆転劇を演じてレディングを下し、マデイスキー・スタジアム(Madejski Stadium)での史上まれに見る試合を制した。
アーセナルのテオ・ウォルコット(Theo Walcott)は後半ロスタイムに延長に持ち込む同点ゴール、さらには延長終了間際に決勝ゴールを挙げてハットトリックを達成し、記憶に残る120分間の戦いで英雄となった。
この勝利でアーセナルは10シーズン連続となる8強進出を果たした。一方、元アーセナルの選手だったレディングのブライアン・マクダーモット(Brian McDermott)監督にとっては、どのように勝利を逃したのか理解しがたい結果となった。
1-0で勝利した27日のイングランド・プレミアリーグ第9節、クイーンズ・パーク・レンジャーズ(Queens Park Rangers、QPR)戦から、アーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督が先発11人全員を入れ替えたアーセナルに対し、レディングは前半2分にショーン・モリソン(Sean Morrison)がポストを直撃するヘディングシュートを放つなど、試合開始直後から攻勢に出た。
猛攻が止まらないレディングは、ジェイソン・ロバーツ(Jason Roberts)のボレーシュート、アーセナルのローラン・コシールニー(Laurent Koscielny)のオウンゴール、そしてアーセナルGKダミアン・マルティネス(Damian Martinez)のミスも絡んだマイケル・レイガートウッド(Mikele Leigertwood)の得点で、前半20分までに3-0とリードを奪った。
レディングがさらにノエル・ハント(Noel Hunt)のヘディングシュートで4-0としたところで、アーセナルも前半ロスタイムにウォルコットがレディングのGKアダム・フェデリチ(Adam Federici)の上を抜くループシュートを決めて1点を返した。
単なる気休めにしか見えなかったこの1点だが、後半に途中出場のオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)が2点目、コシールニーが汚名返上の3点目を決めるとアーセナルにも希望が生まれ、そしてウォルコットが後半ロスタイム5分に同点ゴールを決めて延長へ持ち込んだ。
レディングの選手は提示された4分よりも長くプレーが続いたことに怒りを示したが、延長前半13分にアーセナルのマルアン・シャマフ(Marouane Chamakh)に決められてリードを許し、自分たちの不運を呪うことになった。
しかし、信じられないことに試合にはさらなるドラマが待っていた。
レディングは試合終了5分前にパベル・ポグレブニャク(Pavel Pogrebnyak)のヘディングシュートで5-5の同点に追いついた。PK戦が見え始めた中、アーセナルはウォルコットのシュートで再びリードを奪い、さらにはシャマフがループシュートを決めて試合を締めくくった。(c)AFP/Tom Williams