【8月3日 AFP】ロンドン五輪は2日、ウィンブルドン(Wimbledon)でテニスの男子シングルス準々決勝が行われ、大会第15シードの錦織圭(Kei Nishikori、日本)は4-6、6-7で第8シードのファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)に敗れ、準決勝進出を逃した。
 
 1920年のアントワープ五輪で銀メダルを獲得した熊谷一弥(Ichiya Kumagai)氏以来となる日本人選手の五輪ベスト4入りを目指していた錦織だったが、五輪でのメダル獲得の夢はデルポトロの前に砕け散った。

 錦織は3回戦で日没によるコート移動のため試合中断を余儀なくされながらも、第4シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)から勝利を収めていたが、7月に行われたウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2012)の4回戦で敗戦を喫している長身のデルポトロを倒す余力は残っていなかった。(c)AFP