【7月26日 AFP】ロンドン五輪開会式まであと2日となった25日、ロンドン(London)で五輪関係車両専用レーンの運用が始まり、朝のラッシュアワーに渋滞が起きた。

 全長30マイル(約50キロ)の専用レーンは、選手や関係者が競技場へスムーズに移動できるように設けられた。旧ソ連時代に政府高官を乗せて一般車両を尻目に専用レーンを走ったジル(Zil)社のリムジンにちなんでジルレーン(Zil lanes)と呼ばれる。

 ロンドン交通局(Transport for London)は、五輪関係者の主要な到着地であるヒースロー(Heathrow)空港とロンドンを結ぶ高速道路M4で8マイル(約13キロ)の渋滞があったとしている。

 だが、時間が経過するにつれ渋滞は緩和したようだ。ロンドン五輪組織委員会の広報担当者は「公共交通機関も専用レーンも問題なく機能している。車の流れは順調だ」と述べた。(c)AFP/Talek Harris