【6月10日 AFP】ボクシング、WBOウェルター級タイトルマッチ12回戦が9日、米ネバダ(Nevada)州ラスベガス(Las Vegas)のMGMグランドアリーナ(MGM Grand Arena)で行われ、同級王者のマニー・パッキャオ(Manny Pacquiao、フィリピン)は、WBOスーパーライト級王者で挑戦者のティモシー・ブラッドリー(Timothy Bradley、米国)に判定の末1-2(115-113、113-115、113-115)で敗れ、王座から陥落した。

 パッキャオは2005年3月以来の敗戦を喫し、通算戦績は54勝(38KO勝ち)4敗2分けとなった。

 パッキャオは左ストレートを軸に、試合を通してブラッドリーを攻め立てたてたものの、ジャッジ2人がブラッドリー有利の判定を下した。パッキャオは試合後、「判定を尊重するが、100パーセント自分が勝ったと信じている」とコメントしている。

 一方勝利したブラッドリーは、通算29勝(12KO勝ち)無敗となっている。(c)AFP/Rebecca Bryan