【11月19日 AFP】2009年6月に経営破綻(はたん)し米政府の管理下で経営再建を進めてきた米自動車大手ゼネラル・モーターズ(General Motors)は18日、株式市場に再上場を果たした。米政府は保有株式を37%まで下げ、GMは実質国有化の状態から脱した。

 上場廃止からわずか1年半での復帰。売り出し価格は1株33ドルだったが、ニューヨーク証券取引所(NYSE)では一時35.60ドルを付け、最終的に34.19ドルで初日の取引を終えた。

 オバマ大統領は、「象徴的な1社の復活にとどまらない、全米自動車業界の復活を告げる画期的な出来事だ」と述べた。(c)AFP

【関連記事】
米GM、再上場を申請 過去最大規模の資金調達額
GM、破産法適用を正式に申請