【9月30日 AFP】女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン(Toray Pan Pacific Open 2010)は29日、シングルス3回戦が行われ、世界ランキング2位のカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)らが準々決勝に進んだ。

 第1シードのボズニアツキはアナスタシア・パフリュチェンコワ(Anastasia Pavlyuchenkova、ロシア)を6-1、6-2で下した。

 2009年の全米オープン(The US Open Tennis Championships 2009)で準優勝したボズニアツキは、わずか70分でパフリュチェンコワを退け、8強入りを果たすと同時に、年間成績の上位8人で争われるツアー最終戦、ソニー・エリクソン・チャンピオンシップ(Sony Ericsson Championships - Doha 2010、10月26日開幕)への出場を決めた。

 準決勝進出を懸け、ボズニアツキは第6シードのアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)と対戦する。

 第2シードのベラ・ズボナレワ(Vera Zvonareva、ロシア)、2006年大会覇者のエレナ・デメンティエワ(Elena Dementieva、ロシア)、第8シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)も順当に8強入りした。

 ズボナレワはロベルタ・ビンチ(Roberta Vinci、イタリア)を6-4、6-0、デメンティエワはフラビア・ペネッタ(Flavia Pennetta、イタリア)を6-4、6-2で下した。両者は準々決勝で対戦する。

 アザレンカはマリオン・バルトリ(Marion Bartoli、フランス)と対戦。第1セットは6-2でアザレンカが先取、続く第2セット開始前にバルトリが棄権した。(c)AFP