【4月19日 AFP】ボクシングWBC世界ライト級王者のエドウィン・バレロ(Edwin Valero、ベネズエラ)が18日、妻を殺害した容疑で身柄を拘束された。

 ベネズエラ警察当局によると、バレロは同国バレンシア(Valencia)のホテルに滞在していたが、同日朝5時半にホテルのフロントに来て、警備員に「自室で起きたこと」を話したという。警備員がバレロの客室に駆けつけ、妻ジェニファー・カロライナ・ビエラ・デ・バレロ(Jennifer Carolina Viera de Valero)さんが数回刺されて倒れているのを発見。警察が自白に基づいてバレロを拘束、現在取り調べている。

 バレロは3月末、妻に暴行を加えた疑いで逮捕され、精神科病院に通っていた。

 プロ27戦無敗のバレロは2月、階級変更を希望しタイトル返上を申し出たが、世界ボクシング評議会(World Boxing CouncilWBC)はバレロを休養王者として認定している。(c)AFP

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