【4月8日 senken h】スケートボードや音楽などにインスパイアされた8人のアーティストがブラックベリー(BlackBerry)の内蔵カメラで撮った、ブラックユーモアたっぷりの写真を集めたグループ展「NOW I REMEMBER」がこのほど、東京・代官山で行われた。ティノ・ラゾ(Tino Razo)とともに同展のキュレーター役を務めた8人のアーティストのひとり、トッド・ジョーダン(Todd Jordan)に話を聞いた。(協力:ビーズインターナショナル、VICE JAPAN)

—「NOW I REMEMBER」を始めることになった経緯は?

トッド:ブラックベリーにメッセンジャーというチャットのようなアプリケーションがあるんだけど、それを使ってニューヨークとかロサンゼルスとかに散らばっている仲間とよく連絡を取り合ってたんだ。でも、それだけだと面白くないから、言葉の代わりに写真で返事をしたりし始めた。マクドナルドにいる時に「お前、何やってんの?」ってメッセージがきたらハンバーガーの写真を送ったりね。それがどんどんエスカレートしてきて、今度はみんながストリートで撮った面白い写真を互いに見せ合うようになったんだ。

—例えば。

トッド:古い言葉で「DANG」と記してあるジェリー・スーが撮った墓石の写真。これが「DAMN」(畜生!)に見えて可笑しいとか、婆さんが自分用には絶対買ってはいないだろう「supreme」の紙バッグを持っている写真とか。そんなのがたくさん溜まったんで08年にNYでグループ展を開いたんだ。俺らはユーモアのセンスが似ているし、写真そのものがジョークだから、たくさん集めて見てもらった面白いはずだと思ってね。これからもブラックベリーのメッセンジャーのサービスが続く限り撮り続けるよ。iphoneは好きじゃないしね(笑)。

—グループ展「NOW I REMEMBER」のタイトルの意味は?

トッド:俺らはいつも酔っ払ってて、大体そんな時に写真を撮っていることが多いんだ。で、二日酔いの朝に携帯を手に取ると前の夜の記憶がよみがえって「あ、思い出した」ってなる訳さ。ネックフェイスが考えんだけど、良いタイトルだろ。11月にはLAの、ネックフェイスが所属しているギャラリーでやる話が進んでるんだ。(c)senken h

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