【7月12日 AFP】急逝した米歌手マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)さんの元邸宅兼遊園地「ネバーランド(Neverland)」のレプリカを中国・上海(Shanghai)に近い崇明島(Chongming Island)に作ろうと、地元商工会議所らが企画している。

 9日の現地紙、上海日報(Shanghai Daily)によると、「ネバーランド」のレプリカを、上海沖の島に計画されている農業関連の観光パークの目玉とする提案だという。同パークではほかに地方の伝統料理を味わったり、中国の伝統音楽を聞くコーナーなどが計画されている。

 浙江(Zhejiang)省温州(Wenzhou)市の商工会議所の代表は「ネバーランドなしの農業パークではあまりに当たり前でつまらない」と同紙に語った。ネバーランドを取り入れようという話が出たのは、前月ジャクソンさんが亡くなってからだと言う。「中国のファンが彼をなつかしむ場所を作るのはいい考えだと思う」

 ジャクソンさんの本家ネバーランドは、動物園やアミューズメントパークや、映画館といった部分に分かれているが、どの部分を再現するかは詳しく報道されていない。レプリカの規模は、本家の17分の1の66万7000平方メートルを予定し、2010年にも工事の第一段階は完了できるという。

 同商工会議所に加盟する実業家の1人は、すでにジャクソン家に近い筋を通して、レプリカ・ネバーランドのためにジャクソンさんの遺品を購入できないか打診している。

 ネバーランド側がレプリカの建設に反対するのではないかという考えは、商工会議所内にはまったくないという。「ジャクソンさんの文化は世界全体の遺産。知的財産権の問題があるとは思わない」と、この実業家の女性は述べた。(c)AFP