【12月14日 AFP】香港航空(Hong Kong Airlines)の機長と副操縦士の2人が、滑走路ではなく誘導路から離陸しようとしたとして解雇されていたことが、14日の報道で明らかになった。

 香港の英字紙サンデー・モーニング・ポスト(Sunday Morning Post)によると、この2人はインドネシア人の機長とアルゼンチン人の副操縦士で、9月13日に韓国の清州(Cheongju)行きボーイング(Boeing)737型機を香港国際空港(Hong Kong International Airport)から離陸させようとした際、滑走路につながる誘導路で加速していることに気付いた管制官から警告を受け、機体を停止させた。

 同機には乗客122人、乗員7人の計129人が搭乗していた。この件でいったん離陸を中断した後、あらためて清州に向けて出発した。

 同紙によると、同空港の誘導路は主滑走路全長に平行して設置された平行誘導路だが、主滑走路よりも幅が狭く、誘導灯はあるが中心線灯がないという。

 機長は経営側に対し、加速をしていただけで離陸しようとはしていなかったと反論したが、香港民間航空局(Hong Kong Civil Aviation Department)による事故調査の後、機長と副操縦士は解雇された。

 同局はまた調査報告で、アジアで発着便数が最も多い空港の1つである同空港の誘導灯の改善も勧告した。(c)AFP