【12月8日 AFP】自転車ロードレーサーのトム・ボーネン(Tom Boonen、ベルギー)が、コカインの陽性反応が検出されたことで刑事責任に問われる可能性があることが分かった。トゥルンハウト(Turnhout)の検察当局が8日に明らかにした。ボーネンには1月6日までに刑事責任が問われるか否かが伝えられる。

 2008年5月に行われた競技外検査で、UCIロード世界選手権(UCI Road World Championships)、パリ・ルーベ(Paris Roubaix)、ロンド・ファン・フラーンデレン(Ronde van Vlaanderen)などで優勝経験を持つボーネンから、コカインの陽性反応が検出されていた。

 国際自転車競技連合(International Cycling UnionUCI)主導の検査ではなかったためボーネンが処分を下されることはなかったが、ボーネンが所属するクイックステップ(Quick Step)は、大会主催者から懸念の声が上がったためにボーネンの2008ツール・ド・フランス(2008 Tour de France)への出場を見合わせた。

 当局関係者によると、ボーネンは3月から5年の禁固刑と1000ユーロ(約12万円)から10万ユーロ(約1200万円)の罰金が課される可能性があるとのことである。

 ボーネンは6月にコカイン使用を認め、公式に謝罪することでファンの信頼を取り戻そうとしていた。(c)AFP