三浦和義容疑者の身柄、週内に米国へ移送
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【10月8日 AFP】(一部更新)1981年のロス疑惑銃撃事件で、米自治領サイパンで拘置中の元会社社長、三浦和義(Kazuyoshi Miura)容疑者(61、日本では無罪確定)が、週内に米カリフォルニア(California)州に移送される見通しとなった。警察が8日、発表した。
三浦容疑者は2月にサイパンで身柄拘束された後、逮捕状取り消し請求を申し立てていたが、米ロサンゼルス郡上級裁判所が9月末、1988年に出された逮捕状の容疑のうち殺人罪は無効、殺人共謀罪での訴追は有効と判断した後に一転、請求を取り下げた。カリフォルニア州では殺人罪には死刑の適用がありうるが、殺人共謀は最高で終身刑となっている。
三浦容疑者移送のため、ロサンゼルス市警の捜査官は7日遅く、サイパン入りした。ロス疑惑銃撃事件は、1981年11月にロサンゼルスで、三浦容疑者の妻だった三浦一美(Kazumi Miura)さん(当時28)が頭部を銃で撃たれ死亡した事件。
ロス市警のリック・ジャクソン捜査官は「わたしは1988年からこの事件にかかわっており、事態が前進していることは喜ばしい。カリフォルニアに戻り次第、三浦容疑者の逮捕手続きに入りたい」と述べた。(c)AFP
三浦容疑者は2月にサイパンで身柄拘束された後、逮捕状取り消し請求を申し立てていたが、米ロサンゼルス郡上級裁判所が9月末、1988年に出された逮捕状の容疑のうち殺人罪は無効、殺人共謀罪での訴追は有効と判断した後に一転、請求を取り下げた。カリフォルニア州では殺人罪には死刑の適用がありうるが、殺人共謀は最高で終身刑となっている。
三浦容疑者移送のため、ロサンゼルス市警の捜査官は7日遅く、サイパン入りした。ロス疑惑銃撃事件は、1981年11月にロサンゼルスで、三浦容疑者の妻だった三浦一美(Kazumi Miura)さん(当時28)が頭部を銃で撃たれ死亡した事件。
ロス市警のリック・ジャクソン捜査官は「わたしは1988年からこの事件にかかわっており、事態が前進していることは喜ばしい。カリフォルニアに戻り次第、三浦容疑者の逮捕手続きに入りたい」と述べた。(c)AFP