【12月20日 AFP】国際オリンピック委員会(IOC)のフアン・アントニオ・サマランチ(Juan Antonio Samaranch)前会長が19日、高血圧によりマドリード市内の病院に入院したことが明らかとなった。

 サマランチ前会長の容態について搬送先のサン・カルロス病院(Clinico San Carlos)は「意識があり安定した状態にある。現在は動脈圧を抑制する通常の治療を受けるため入院している」と発表した。

 スペインの国営ラジオは、スペイン五輪委員会のアレハンドロ・ブランコ(Alejandro Blanco)委員長の言葉としてサマランチ前会長がマドリードで開催された会議で体調不良を訴えていたと伝えており、ブランコ委員長が「深刻な事態ではない。全ては通常の状態に戻るだろう。心配はしているが経過は順調だ。彼は体調が優れないかもしれないが、それは定期的に訪れる問題の一つだ」と語っていたとしている。

 1980年から2001年までIOCの会長を務めたサマランチ前会長は、過去にも81歳の誕生日となった2001年7月17日に「極度の疲労」を理由にスイス南西部の都市ローザンヌ(Lausanne)の病院へ入院しており、その約1か月後には動脈性高血圧のためバルセロナ市内の病院に再入院している。(c)AFP