米国のアフリカ系警官、「ひげ生やす権利」求め訴訟提起
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【11月30日 AFP】米テキサス(Texas)州で、アフリカ系米国人の警察官4人が「あごひげを生やす権利」を求めてヒューストン(Houston)警察を相手に訴訟を起こした。
同警察は、ガスマスクを着用する際に髭があるとマスクが密着しないとの理由から「ひげ剃り令」を導入していた。
しかし、原告警察官4人はアフリカ系男性特有の皮膚疾患があることから、髭をそるとこれが悪化する恐れがあると主張。また、髭が皮膚を保護する役目を果たしているとして、同令の撤回を求めた。
さらに、4人はガスマスクの着用テストに合格したにもかかわらず、事務職に回されたのは黒人であることが理由だとして、ヒューストン警察の人種差別も訴えている。
原告の一人で警官歴26年のシェルビー・スチュワート(Shelby Stewart)巡査は「巡査から事務職への異動は収入減を意味し、経済的にも厳しい。白人警官ならば、制服を着用しない職種に異動することはありえないだろう」と、地元紙ヒューストン・クロニクル(Houston Chronicle)に訴えた。
「公民権およびアフリカ系米国人男性としての権利を守るため、われわれは訴訟を起こすことを決意した。さもないと、この問題は忘れ去られるだけだ」
一方、訴えられた警察側の弁護士は「ひげ剃り令」は人種差別に基づくものではなく、皮膚に問題のある警官に対しては、あご髭も覆えるような「特別マスク」を導入するなど、「ひげ剃り令」の修正適用も可能だと、同紙に語った。
(c)AFP
同警察は、ガスマスクを着用する際に髭があるとマスクが密着しないとの理由から「ひげ剃り令」を導入していた。
しかし、原告警察官4人はアフリカ系男性特有の皮膚疾患があることから、髭をそるとこれが悪化する恐れがあると主張。また、髭が皮膚を保護する役目を果たしているとして、同令の撤回を求めた。
さらに、4人はガスマスクの着用テストに合格したにもかかわらず、事務職に回されたのは黒人であることが理由だとして、ヒューストン警察の人種差別も訴えている。
原告の一人で警官歴26年のシェルビー・スチュワート(Shelby Stewart)巡査は「巡査から事務職への異動は収入減を意味し、経済的にも厳しい。白人警官ならば、制服を着用しない職種に異動することはありえないだろう」と、地元紙ヒューストン・クロニクル(Houston Chronicle)に訴えた。
「公民権およびアフリカ系米国人男性としての権利を守るため、われわれは訴訟を起こすことを決意した。さもないと、この問題は忘れ去られるだけだ」
一方、訴えられた警察側の弁護士は「ひげ剃り令」は人種差別に基づくものではなく、皮膚に問題のある警官に対しては、あご髭も覆えるような「特別マスク」を導入するなど、「ひげ剃り令」の修正適用も可能だと、同紙に語った。
(c)AFP