【8月1日 AFP】バグダッドの繁華街で1日、3件の大規模な自動車爆弾の爆発があり、少なくとも70人が死亡した。一方、保健、国防、内務各省が発表した統計によると、イラクでは7月、前月を33%上回る少なくとも1652人の民間人が死亡した。

 治安当局によると、3件のうち最大の爆発はバグダッド西部のガソリンスタンド付近で発生。トラックが爆発し、2万6500リットルの巨大な燃料タンクが炎上、少なくとも50人が死亡、60人が負傷した。

 イラク軍のバグダッド治安担当の報道官によると、これより数時間前、バグダッドのKarrada Harij家電市場付近で自動車爆弾が爆発、少なくとも16人が死亡、14人が負傷した。鈍い爆音がとどろき、付近には煙が立ち込めた。

 容疑者に関する報告はないが、この地区はイスラム教シーア(Shiite)派の「イラク・イスラム最高評議会(Supreme Council of the Islamic Revolution in IraqSCIRI)」の指導者、アブドルアジズ・ハキム(Abdul-Aziz al-Hakim)師の支持者らが多く居住する地区として知られており、以前に発生した類似の攻撃はスンニ(Sunni)派の過激派によるものと考えられている。

 もう1件の爆発はバグダッドでも治安の悪いとされる南部のDuraで発生。3人が死亡、5人が負傷した。

 これとは別に、バグダッド南東のAl-Amin地区で、道路脇に仕掛けられた爆弾が爆発、米軍の歩兵戦闘車が炎上した。(c)AFP