スリランカの水難救助に日本人が活躍
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【7月16日 AFP】スリランカで相次ぐ水難事故の犠牲者を減らすために、2人の日本人が地元に救助隊を組織し、訓練にあたっている。
2人はできたばかりの現地の救助隊メンバー16人を対象に、おぼれかかった人の救助方法を伝授している。スリランカでは水難事故の犠牲者は、交通事故と35年続く内戦に次いで多い。
最大都市コロンボの40キロ北にあるMorawala(「サメの入り江」の意味)は、思いがけない強い波が起こることで知られている。ここでサメが子供を産んだという伝説があるが、今、サメは見られない。
水泳教育が普及していないスリランカでは、5月だけで5人が波にのまれて死亡。水難救助隊もようやく組織化が始まったばかりだ。
水難救助隊を主人公にした米の人気ドラマ『ベイ・ウォッチ(Baywatch)』などとは異なり、ハイテク救助器具や水上スクーター、ヘリコプターやモーターボートなどはなく、買い物用のレジ袋、バケツ、清涼飲料の空き瓶などが使われる。
コーディネーターを務める日本赤十字の船橋智さんによると、水難救助隊は3年がかりで組織し、かかった費用は20万ドル(約2440万円)だという。(c)AFP