村上被告、インサイダー事件で改めて無実主張
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【6月12日 AFP】ニッポン放送(Nippon Broadcasting System)株のインサイダー取引事件で証券取引法違反の罪に問われている村上ファンド(M&A Consulting)前代表、村上世彰被告(47)らの最終弁論公判が12日、東京地裁で行われた。弁護側はあらためて無実を主張した。
村上被告は、裁判を「砂上の楼閣」と表現。「検察の主張を聞いていると、もう1人の村上世彰がいるような気がしてくる。反省すべき点は多々あったが、わたしは意図的に法を犯す人間ではない」と皮肉を交えて無実を訴えた。
検察は村上被告に対し、懲役3年、インサイダー事件の追徴金としては過去最高額の11億5300万円を求刑。判決は7月19日に言い渡される。
同被告は、1999年に「村上ファンド」を設立。「株主の利益のため」に、2000年に初めての敵対的TOBを行った。
今回のインサイダー事件では、村上被告はライブドア(Livedoor)元社長の堀江貴文被告と共謀した疑いが持たれている。堀江被告については、別の証券取引法違反罪で3月、2年6月の実刑判決を受けている。
検察側の主張によれば、村上被告は2004年末、ライブドアがニッポン放送株取得を決定したとの内部情報を堀江被告から入手。2005年初頭にかけて同放送株193万株を買い付け、売り抜けにより約30億円の売却益を得た。
村上被告は、ライブドア側から同放送株の共同買い付けの申し出があったことは認めているが、ライブドアの買収資金を考慮し、インサイダー取引には当たらないと考えたと主張している。
村上ファンドに対しては、日本銀行(Bank of Japan)の福井俊彦総裁がインサイダー取引が明るみになる前に投資を行ったことを認めている。福井総裁は投資金を解約、資金拠出について謝罪はしたが、辞任要請の声には応じなかった。(c)AFP
村上被告は、裁判を「砂上の楼閣」と表現。「検察の主張を聞いていると、もう1人の村上世彰がいるような気がしてくる。反省すべき点は多々あったが、わたしは意図的に法を犯す人間ではない」と皮肉を交えて無実を訴えた。
検察は村上被告に対し、懲役3年、インサイダー事件の追徴金としては過去最高額の11億5300万円を求刑。判決は7月19日に言い渡される。
同被告は、1999年に「村上ファンド」を設立。「株主の利益のため」に、2000年に初めての敵対的TOBを行った。
今回のインサイダー事件では、村上被告はライブドア(Livedoor)元社長の堀江貴文被告と共謀した疑いが持たれている。堀江被告については、別の証券取引法違反罪で3月、2年6月の実刑判決を受けている。
検察側の主張によれば、村上被告は2004年末、ライブドアがニッポン放送株取得を決定したとの内部情報を堀江被告から入手。2005年初頭にかけて同放送株193万株を買い付け、売り抜けにより約30億円の売却益を得た。
村上被告は、ライブドア側から同放送株の共同買い付けの申し出があったことは認めているが、ライブドアの買収資金を考慮し、インサイダー取引には当たらないと考えたと主張している。
村上ファンドに対しては、日本銀行(Bank of Japan)の福井俊彦総裁がインサイダー取引が明るみになる前に投資を行ったことを認めている。福井総裁は投資金を解約、資金拠出について謝罪はしたが、辞任要請の声には応じなかった。(c)AFP