【北京/中国 9日 AFP】4月1日に幕を閉じた第12回世界水泳選手権(12th World Swimming Championships)で7冠を達成した米国のマイケル・フェルプス(Michael Phelps)は、ドーピング疑惑の渦中にある元水泳選手のイアン・ソープ(Ian Thorpe、オーストラリア)氏が2008年に開催される北京五輪へ出場するために現役復帰の可能性があることを示唆した。

 会見でフェルプスは「イアンと私は数年に渡って親友であり良きライバルです。私は彼の幸せを祈っているし彼を全面的にサポートするつもりだ。」とソープ氏を擁護した。

 2006年11月に現役を引退したソープ氏は、同年に行われた禁止薬物(ドーピング)検査で、テストステロンと禁止されているホルモン剤の2種類の数値が異常に高かったとフランスのレキップ(L'Equipe)紙にウェブサイト上で報じられている。

 さらにフェルプスは、五輪に挑むためには肉体的にも精神的にも通常なら4年の準備期間を要するとしたが、ソープ氏は例外とし、「もしイアンが来年に開催される北京五輪を目指し現役復帰しても私は驚かないでしょう。彼は卓越した才能を持つアスリートであり、彼は競泳において彼が望むことは何でもすることができます。私は彼が練習を再開して五輪を目指す可能性は十分にあると考えている。」と語り、ソープ氏の現役復帰の可能性を示唆した。

 写真は、第12回世界水泳選手権・男子400メートル個人メドレーで金メダルを獲得し笑顔を見せるフェルプス(2007年4月1日撮影)。(c)AFP/FRANCOIS-XAVIER MARIT