【ニューヨーク/米国 20日 AFP】英国出身のスーパーモデル、ナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)は19日、トイレ掃除用のブラシにゴム手袋、ピンヒールの代わりにエンジニアブーツといういでたちで現れた。
 
 キャンベルは、2006年にハウスキーパーに携帯電話を投げつけるという暴行への判決として言い渡された「1週間の社会奉仕活動」を実施しなければならない。この日は、社会奉仕活動の第1日目である。

 黒い帽子と濃い色のサングラスをまとったキャンベルは、記者やテレビ報道陣を尻目に、薄汚れたニューヨーク市衛生局の建物に黒のスポーツカーで乗り付けた。ランウェイの女王は、同市衛生局の黄色とオレンジのベストにマスクという格好で、1週間にわたり清掃作業を行う。

 「彼女は、ほうき掃き、洗浄、モップかけを行います。掃除が必要な窓もあります。仕事は山ほどあります」と語るのは、同局長のAlbert Durrellさん。「トイレが汚れていればトイレ掃除もします」ともいう。まず、キャンベルは、道路下にある同局内の車庫、オフィス、ロッカー室、トイレで清掃活動を行うとDurrellさんは述べた。(c)AFP/Getty Images Bryan Bedde