【マニラ/フィリピン 17日 AFP】ナイジェリアの油田地帯で前月誘拐されたフィリピン人船員24人が、無事帰国し家族らと再会した。

 人質となっていた船員らは、民間航空機でマニラ(Manila)に到着後、政府高官の出迎えを受け、多数の記者に囲まれた。その後、大統領府で グロリア・アロヨ(Gloria Arroyo)大統領と面会し、報道陣のフラッシュがたかれる中「大変嬉しく思っています。アロヨ大統領、ありがとうございました」と感謝を述べた。

 24人は1月20日、ドイツ船籍のナイジェリア沖貨物船でナイジェリア沖を航行中、武装グループに誘拐された。フィリピン政府とナイジェリア政府が武装グループと交渉を続けるなか、24日間にわたり、ナイジェリアのデルタ地帯で拘束され、覆面をしたメンバーらの脅迫を受け続けた。

 犯行グループは明らかになっていない。今まで、数々の人質事件を起こしているニジェール・デルタ解放運動(Movement for the Emancipation of Niger Delta)は、敵対するグループの犯行だとしている。

 写真はマニラ国際空港(Manila international airport)に到着し、手を振る船員ら。(c)AFP/Joel NITO