【7月22日 AFP】米ホワイトハウスは21日、悪名高い性犯罪者で勾留中に死亡したジェフリー・エプスタイン元被告とドナルド・トランプ米大統領との友人関係に関する衝撃的な記事が報じられたことを受け、今週末に予定されているトランプ氏の英スコットランド訪問に際し、記事を掲載した米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の記者の同行取材を禁じると発表した。

WSJは、トランプ氏が2003年に、裸の女性のイラストと共に「秘密」を共有していることをほのめかす誕生日の手紙をエプスタイン元被告に送っていたと報じた。トランプ氏は記事の内容を否定し、WSJと、同紙を保有する「メディア王」ルパート・マードック氏を相手取り、最低でも100億ドル(約1兆4800億円)の損害賠償を求めて提訴した。

トランプ政権はこれまでにも、報道内容を理由に主要メディアの取材を排除している。2月以降、AP通信の記者は複数の重要行事で取材が禁じられた。

ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は、「控訴裁判所が確認した通り、ウォール・ストリート・ジャーナルやその他の報道機関に対して、オーバルオフィスやエアフォースワン、さらにはトランプ氏の私的な作業スペースでの取材機会が特別に保障されているわけではない」と述べた。

さらに「ウォール・ストリート・ジャーナルは、その虚偽かつ名誉を傷つける報道により、エアフォースワンに同乗できる13の報道機関には含まれない」と説明した。

トランプ氏は今週末にスコットランドへと向かい、所有するゴルフリゾートを訪問するほか、英国のキア・スターマー首相とも会談する予定となっている。(c)AFP