韓国医学生の授業ボイコット終結 17か月ぶり復学へ
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【7月14日 AFP】韓国医師協会は14日、約17か月にわたって続いていた医学生による授業ボイコットが終結するとAFPに明らかにした。これにより、医学部の定員引き上げに抗議する医学生や若手医師のストライキを含む対立の一部が解消される見通しとなった。
韓国では昨年初め、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領(当時)が、急速な高齢化に対応するため医師数の増加を急務とし、大学医学部の定員を大幅に引き上げる方針を打ち出したことで、医療現場に混乱が生じた。
この方針は激しい反発を招き、若手医師が病院から離れ、医学生も授業をボイコット。手術のキャンセルや医療サービスの混乱が全国に広がった。
その後、この政策は一部修正され、尹氏が戒厳令の宣言を巡って弾劾された後の今年3月、政府は2025年3月に制度を撤回する方針を示した。
韓国医師協会の報道担当者は14日、「学生たちは復学に同意した」と述べ、復学時期は各大学の判断に委ねられているとした。復学するのは約8300人と見込まれている。
韓国医学生協会は先に出した声明で、ボイコットの継続は「医療体制の根幹を崩壊させかねない」として、今回の決断に至ったと説明している。
昨年の混乱では学生のボイコットに加え、約1万2000人の若手医師がストライキに突入し、その大半はいまだに職場復帰していない。(c)AFP