【3月5日 AFP】14-15イングランド・プレミアリーグは4日、第28節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は2-0でレスター・シティ(Leicester City)に勝利した。

 王者マンチェスター・シティは最下位で苦しむレスターに苦戦を強いられたものの、ダビド・シルバ(David Silva)とジェームス・ミルナー(James Milner)がマヌエル・ペジェグリーニ(Manuel Pellegrini)監督にのしかかるプレッシャーを和らげた。

 ここ最近のFCバルセロナ(FC Barcelona)戦とリバプール(Liverpool FC)戦での自信を失わせる黒星で、ペジェグリーニ監督の去就には注目が集まっっていた。しかし、勝利を挙げた形からは、調子を落としているチームに対する答えよりも疑問が多く挙がることになった。

 この勝利でマンチェスター・シティは、1試合消化が少ないながらも首位に立つチェルシーとの勝ち点差5を守っている。

 シルバは前半終了間際に先制点を挙げ、チームはいら立ちの募った45分間を少なくとも良い形で終えた。しかし、このゴールが決まるまでと同じように得点の場面にはひらめきや信念が欠けていた。

 敵陣でヤヤ・トゥーレ(Yaya Toure)が奪ったボールをシルバが持ち上がると、左サイドのアレクサンダル・コラロフ(Aleksandar Kolarov)にパス。左サイドバックの上げたクロスから、この試合が移籍後初先発となったボニー・ウィルフリード(Bony Wilfried)がシュートを放ったがこれがディフェンスに弾かれた。そのこぼれ球を狙ったシルバはシュートが一度は防がれたものの、そのリバウンドを押し込んだ。

 さらにマンチェスター・シティは試合終了2分前、右サイドで仕掛けたヘスス・ナバス(Jesus Navas)のクロスに途中出場のミルナーが合わせてなんとか追加点を手にした。(c)AFP