カール・ラガーフェルド、写真の加工に苦言
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【11月19日 MODE PRESS】カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)は、世の中の大概の写真は加工プログラムで修正されすぎていると考えているようだ。加工によりモデルから生気が失われ、本来の魅力が損なわれているという。
ニューヨークのリンカーン・センターで行われた女優のジェシカ・チャステイン(Jessica Chastain)とのインタビューで、カールは「今の時代は簡単にリタッチされすぎです。モデルの中にはまるでお葬式から帰ってきたかのように見える人もいます。そのような写真は大嫌いです」と語った。
さらに彼は、ハリウッドスターがプレミア上映会のレッドカーペット上で着用するガウンにお金をつかい過ぎていることも「少しショック」だと明かした。「レッドカーペットはファッションではありません。両者は別物です。ただレッドカーペットがファッション界の一部になっているというだけです」
「しかし、やり過ぎる時もありますね。東ヨーロッパの貧しい女の子を題材とした映画を見るのに、スターはレッドカーペットで素晴らしいフィッシュテイルのドレスを着ている。そんな姿を見ると、やはりショックです」と明かした。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS