【9月9日 AFP】テニス、全米オープン(The US Open Tennis Championships 2013)は8日、米ニューヨーク(New York)市のUSTA・ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター(USTA Billie Jean King National Tennis Center)で男子ダブルス決勝が行われ、大会第4シードのリーンダー・パエス(Leander Paes、インド)/ラデク・ステパネク(Radek Stepanek、チェコ)組が6-1、6-3で第2シードのアレクサンダー・ペヤ(Alexander Peya、オーストリア)/ブルーノ・ソアレス(Bruno Soares、ブラジル)組を下し、優勝を飾った。

 準決勝で第1シードのボブ・ブライアン(Bob Bryan)/ マイク・ブライアン(Mike Bryan、米国)組を下して年間グランドスラム達成を阻んだパエス/ステパネク組は、2012年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2012)に続き、2度目の四大大会(グランドスラム)制覇を遂げた。

 全米オープンで3度目のダブルス制覇を遂げた40歳のパエスは、グランドスラムでは男子ダブルスで8度、混合ダブルスで6度の優勝を飾っている。

 全米オープンでは2006年(The US Open Tennis Championships 2006)にマルティン・ダム(Martin Damm、チェコ)と、2009年(The US Open Tennis Championships 2009)にはルーカス・ドロウヒー(Lukas Dlouhy、チェコ)とトロフィーを手にしたパエスは「ダブルスで成功をするために私から最高のアドバイスがある。チェコ共和国からパートーナーを見つけることさ」と語った。

 一方、34歳のステパネクは今季序盤に脊髄手術を行い、競技から離れていた間も待ち続けてくれたとパエスをたたえた。

「回復するまでの時間が検討つかなかった。とても厳しい時間で、プレーをいつ再開できるか分からなかった。それでもリーンダーは僕とともにいてくれた。他のパートナーを見つけることもできたのにね。そういったことが、僕らの友人関係を特別なものにしてくれているんだ」

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