【12月17日 AFP】12-13イタリア・セリエAは16日、第17節の試合が各地で行われ、ACミラン(AC Milan)は4-1でデルフィーノ・ペスカーラ1936(Delfino Pescara 1936)を下した。

 シーズン序盤は悲惨な状態が続いていたミランだが、この試合では最近の復調傾向を維持し、ペスカーラを一蹴した。

 ホームのミランは試合開始直後、ステファン・エル・シャーラウィ(Stephan El Shaarawy)の横パスにアントニオ・ノチェリーノ(Antonio Nocerino)が合わせて先制すると、後半6分にはロビーニョ(Robinho)のクロスをペスカーラのFWエルヴィス・アブルスカト(Elvis Abbruscato)が頭で合わせて自陣ゴールに流し込んでしまい、オウンゴールで追加点を挙げた。

 同11分にペスカーラのクリスティアン・テルリッツィ(Christian Terlizzi)がFKに頭で合わせ1点を返されたミランだったが、同34分にエル・シャーラウィのCKが今度はペスカーラのジョナタス(Jonathas Cristian de Jesus Mauricio)の頭に当たってゴールへ吸い込まれ、再びオウンゴールで追加点を手にした。

 さらにその2分後には、左サイドを全力で駆け上がったエル・シャーラウィがジャンパオロ・パッツィーニ(Giampaolo Pazzini)の低い折り返しを押し込んでリーグトップとなる自身通算14得点目を決め、報いを得た。(c)AFP/Justin Davis