【11月17日 MODE PRESS】都内・代々木体育館のオリンピックプラザ特設テントで10月28日、「エトロ(ETRO)」が一夜限りのファッション・エンタテイメント「エトロ サーカス(ETRO CIRCUS)」を開催した。世界で初めて、そして日本だけで開催されるこのイベントにはイタリアからエトロファミリーも来日。芸能界、ファッション界から出席した多数ゲストたちは華やかな時間を楽しんだ。

 イベントには、この日に相応しい様々な催し物がゲスト達を迎えた。メインテントまでのトンネルには「PAISLEY - Tree Of Life」と題されたアートプロジェクト。エトロの象徴でもあるペイズリーをテーマに日本の若手アーティスト達が作品を展示、「ペイズリーの森」が出現した。

森を抜けると、このイベントのためだけに用意されたソファー、それぞれ異なる柄のクッションやナプキンがセットされたラグジュアリーな空間が広がる。ファッションショーは2部構成で行われ、一部では「09年春夏コレクション」を発表。続いて「タイムレス エトロ(Timeless ETRO)」をテーマに、時代を超えて輝き続けるアーカイブ作品の数々をサーカス団に扮したモデル達や実際のサーカスパフォーマー達が披露し、会場を沸かせた。

 来日したエトロファミリー(ETRO Family)は、「エトロの40周年、そして日本でのビジネスが20年と記念すべき年です。日本のあたたかい歓迎にいつも感動、感謝しております」と、特別なイベントへの熱い思いを込めて挨拶をした。

 特別な夜はまだ終わらない。ショーの後にはイタリアを代表するピアニスト、チェーザレ・ピッコ(Cesare Picco)とサーカス・オーケストラの生演奏が披露され、現代イタリアンを代表する7人のシェフによる本格イタリア料理がふるまわれた。サーブするギャルソンもエトロのエプロン姿。ゲスト達は全身でエトロの世界を感じる特別な一夜となった。(c)MODE PRESS