【8月6日 MODE PRESS】昨年脱税罪で禁錮1年6月の実刑判決を受けた「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce & Gabbana)」の創業者、ドメニコ・ドルチェ(Domenico Dolce)とステファノ・ガッバーナ(Stefano Gabbana)両被告は、米誌『ヴァニティ・フェア(Vanity Fair)』が同ブランドの経営難に関する記事を掲載しようとしていることに反発し、米『ヴォーグ(Vogue)』誌の編集長で両誌の出版元「コンデナスト(Conde Nast)」のアーティスティック・ディレクターを務めるアナ・ウィンター(Anna Wintour)氏に記事の撤回を要請した。

 さらにドメニコとステファノは、掲載予定の記事を取り下げない限り、「コンデナスト(Conde Nast)」が発行する全雑誌から2000万ドル(約20億5000万円)規模とされる同ブランドの広告出稿を全て取りやめる構えを示した。

 アナは、先月イタリア・カプリ(Capri)で盛大に開催された同ブランドのショーに出席し、誌面上で絶賛したにもかかわらず、記事撤回の要求については拒否したという。

 ただし、「コンデナストの報道機関としての独立性を損ねることなく、2人の怒りを収めるための方策」としてドメニコとステファノとの面会時間を設けたという。情報筋は、その理由を「広告出稿撤回を回避してもらうため」と説明している。

 「ドルチェ&ガッバーナ」は、『GQ』、『アリュール(Allure)』、『ディテールズ(Details)』、『ヴォーグ』、『コンデナスト・トラベラー(CondéNast Traveler)』上の広告は継続しているが、『ヴァニティ・フェア』へは広告を出していない。

『ヴァニティ・フェア』広報担当者は、「記事の採用・不採用についてはコメントできない」としている。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS