【5月3日 AFP】イタリアの高裁は4月30日、2億ユーロ(約284億円)の脱税の罪に問われた「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce & Gabbana)」の創業者、ドメニコ・ドルチェ(Domenico Dolce)とステファノ・ガッバーナ(Stefano Gabbana)の両被告に禁錮1年6月の実刑判決を言い渡した。

 両被告の弁護士は「何と言って良いか全く分からず、驚いている。もちろん最高裁に上告する」とコメントした。イタリアの法律上、刑は一時保留される。

 ビヨンセ、マドンナなど数々の著名人を顧客に持つ2人は、脱税目的で2004年と2005年にルクセンブルクにあるペーパーカンパニー「Gado」にブランドの経営権を移譲したとして起訴されていた。

 2013年6月の一審では、禁錮1年8月の実刑判決が言い渡され、2人は控訴していた。両被告には当初、10億ユーロの脱税容疑がかかっていたが、裁判所は、2億ユーロについてのみ関連性があるとした。高裁はまた、ドルチェ被告の兄弟を含む4人に執行猶予付きの禁錮刑を言い渡した一審判決を支持した。(c)AFP