【05月18日 KOREA WAVE】
「なぜ韓国語の日はないんですか?」キャンペーン(写真= VANK提供)(c)NEWSIS
「なぜ韓国語の日はないんですか?」キャンペーン(写真= VANK提供)(c)NEWSIS

韓国の「サイバー外交使節団」を名乗る市民団体VANKが、李氏朝鮮の第4代国王でハングルを手掛けた世宗(セジョン)大王の誕生日であり、韓国の「先生の日」でもある5月15日を契機に、国連での「韓国語の日」制定に向けたキャンペーンを開始した。

VANKによると、現在、韓国映画・ドラマ・音楽など韓流ブームが吹き、2022年の段階で世界の韓流ファンが1億7800万人を突破している。そんな状況の中で「韓国語の日」がないことに疑問がある、という立場から、オンラインでキャンペーンを進めた。

VANKは「なぜ韓国語の日がないのですか?」というタイトルの請願文と、韓国語と英語で製作したデジタルポスターを制作し、グローバル請願サイトで公開している。

国連は6つの公用語について▽フランス語(3月20日)▽中国語(4月20日)▽英語(4月23日)▽スペイン語(4月23日)▽ロシア語(6月6日)▽アラビア語(12月18日)――のように国際デーを設けている。こうした記念日は、言語と文化の多様性を祝い、組織内のすべての公用語の公平な使用を促進するために作られた。

VANKは「国連に6つの言葉の日があるなら、『韓国語の日』も制定されるよう、韓国人は積極的に乗り出すべきだ」と促している。

VANKは「韓国に関する正確な情報を提供する団体」を標榜し、「日本海」の呼称を「東海」に変更するよう各国の出版社や政府機関に働きかけるなどの活動で知られている。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News