中国良渚遺跡の考古学調査で新たな進展 5000年前に陵墓制度存在の可能性

10月24日 14:50


良渚古城遺跡公園=2026年10月21日提供(c)CGTN Japanese


【10月24日 CGTN Japanese】中国南東部の浙江省杭州市にある良渚遺跡は、発見されてから今年で90周年を迎えます。ここで行われている考古学調査で、新たな進展が発表されました。

それによると、調査チームはさまざまな技術を導入し、反山王陵土台の東側の中心に楕円(だえん)形の大規模高等級建築物の3D模型図を復元したとのことです。復元部分は、西側の反山貴族大陵墓が一体となって構成する遺構群であり、5000年前の良渚社会に、最も初期の陵墓制度が存在した可能性を示しました。

これについて、浙江省文物考古研究所良渚遺跡考古プロジェクトの責任者の王寧遠氏は、「建築の規模、形態、その位置により、儀礼的な機能を持つ可能性がより高いと考えるようになった」と説明しました。

良渚遺跡の考古学調査は近年、「衛星・航空リモートセンシング、伝統的な発掘調査、デジタル化された記録の一体化」という大規模遺跡に対する考古学の新たな手法を構築し、新技術を通じて迅速に遺跡調査と記録を行うことができるようになりました。反山墓地の外周では昨年、考古学調査隊員が東西180メートル、南北140メートルの庭園の塀を発見し、反山王陵土台の東側中心部では大型建築物の柱穴遺跡を発見しました。 (c)CGTN Japanese/AFPBB News