アイルランド、イスラエル極右閣僚2人に入国禁止措置

06月06日 13:41


イスラエルの極右イタマル・ベングビール国家治安相(左)とベツァレル・スモトリッチ財務相(2022年10月26日撮影)。(c)GIL COHEN-MAGEN/AFP


【6月6日 AFP】アイルランドは5日、イスラエルのイタマル・ベングビール国家治安相とベツァレル・スモトリッチ財務相の入国を禁止したと発表し、親パレスチナ派の活動家に対する両氏の振る舞いを激しく批判した。

AFPに送付された同国法務省の声明によると、ジム・オキャラハン法務相は、両氏が「わが国への入国を試みた場合、入国を拒否するよう入国管理官に指示した」という。

5月、パレスチナ自治区ガザ地区に向かっていた支援船団でイスラエル兵に拘束された活動家らを極右ベングビール氏が嘲笑したことを受け、アイルランドのミホール・マーティン首相は、紛争を助長しているとみなされるイスラエル高官の入国を禁止する措置を講じると表明していた。

ベングビール氏とスモトリッチ氏はともに、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が率いる右派連立政権の要となっている。

マーティン首相は5日、モンテネグロで開催された首脳会議の席上で記者団に対し、両氏の振る舞いは「支援船団の件だけでなく、彼らの一貫した発言も含め、本質的にはパレスチナからパレスチナ人を排除したいという願望に等しい」と語った。

「私の見解では、彼らの振る舞いは欧州連合(EU)レベルでの制裁にも値する」

先月にはフランスも、その言動を理由にベングビール氏の入国を禁止している。また、英国は2025年6月に両氏の入国を禁止しており、スペインやスロベニアなど他の国々もこれに追随している。(c)AFP