中国ハルビン工業大学の集団結婚式 学校が1カラットのダイヤモンドリングを贈呈

06月05日 14:40


学校から贈られたダイヤモンドリング=2026年6月3日提供(c)CGTN Japanese


【6月5日 CGTN Japanese】中国のハルビン工業大学が最近、187組の新婚カップルのために集団結婚式を開催し、学校は新郎新婦に、同校の研究チームが独自に開発した1カラットのダイヤモンドで作られた特製のリングを贈呈しました。

同大学航天(宇宙飛行)学部の赤外線薄膜・結晶材料チームの責任者である朱嘉琦教授によると、大学の実験室で作られたこの高品質ダイヤモンドは「種結晶」から完成品になるまで、わずか数日しかかからないとのことです。実験室でのダイヤ生成は、ちょうどミクロン単位の積み木を組み上げるのと同じような作業です。研究者がメタンと水素を混合し、反応チャンバーに送り込むと、これら2種類のガスが「栄養液」の役割を果たし、マイクロ波プラズマによって分子が分解され活性化した炭素原子が「種結晶」の表面に秩序立って層状に積み重なり、純度の高い単結晶ダイヤモンドが静かに成長していきます。こうしてできた結晶が最終的にリングのまばゆい輝きを放つ中心部分となるのです。

自然界で生成されるダイヤモンドと比べ、ハルビン工業大学のチームが作るダイヤモンドは粒が大きく、種類も豊富です。こうしたダイヤモンドはダイヤモンド電池として利用できるほか、量子センサー、高出力チップの放熱問題の解決など、さまざまな分野で広い応用が期待されています。

ハルビン工業大学の博士課程の院生による集団結婚式は2013年に始まり、これまでに803組が母校の教員の見守る中で良縁を結んできました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News