「中国が未来のモビリティを定義」:北京モーターショーで存在感を示すイノベーション力

05月02日 14:20


北京モーターショーの会場の様子=2026年4月28日提供(c)CGTN Japanese


【5月2日 CGTN Japanese】4月24日、10日間にわたって開催される2026年北京国際自動車展覧会(北京国際モーターショー、Auto China)が正式に開幕しました。今回のモーターショーは展示面積38万平方メートルに達し、世界最大規模を記録しました。21の国と地域から約1000社の出展企業が集まり、計1451台の車両が展示され、世界初公開のモデルは181台に上りました。

2026年北京国際モーターショーは「時代をリードし、スマートな未来へ」をテーマに掲げ、中国以外にも、米国、ドイツ、ロシア、フランス、イタリア、スウェーデン、スイス、英国、アイルランド、スペイン、ポーランド、オランダ、ノルウェー、ベルギー、日本、韓国、イスラエル、サウジアラビアなどの国々から、主要なサプライチェーン企業やテクノロジー企業が出展しました。

展示会では、電動化、スマート化、デジタル化という発展の方向性を軸に、コアハードウェアからソフトウェアシステムまでの関連技術と応用、さらに産業チェーンの川上から川下までの協調的なイノベーションの成果が紹介され、現在の世界自動車産業における最新の発展トレンドが示されました。

中国側では、一汽紅旗などの「老舗ブランド」が最新の研究開発技術と製品を展示し、鴻蒙智行などの「新興ブランド」は、スマートEV、レンジエクステンダー、 水素燃料などの技術路線を通じて、未来の移動シーンを示しました。EV大手の比亜迪(BYD)は、中国国際展覧センター順義館のE3館を単独で使用し、スマート運転システム「天神之眼」と第2世代ブレードバッテリーの急速充電技術を展示しました。

「中国は世界のイノベーションと輸出の中心になりつつあります」「中国は未来のモビリティの発展方向を定義しています」。会場では、メルセデス・ベンツ、日産自動車、アウディなどのブランド関係者が、メディアに対して同様の見方を示しました。外資系企業の関係者から見ると、一方では、中国の消費者が自動車に求めるものはますますスマート化し、多様化しており、それが海外自動車メーカーのイノベーションを促す圧力にもなっています。もう一方では、中国企業と海外自動車メーカーの役割分担の構図も変化しています。かつては中国が欧米の競合企業から自動車製造を学ぶ立場でしたが、現在では先進的なソフトウェアを搭載した自動車をいち早く製造し、海外のパートナーにサプライチェーン面での支援を提供する存在になっています。

中国自動車工業協会のデータによると、2025年の中国の新エネルギー車輸出台数は261万5000台で、前年同期比で2倍となりました。2026年第1四半期の輸出台数は95万4000台で、前年同期比で2.2倍となりました。現在、地域情勢の不安定化によって従来型燃料のコストが押し上げられ、代替エネルギーの魅力はかつてないほど高まっています。電気自動車の主要勢力として台頭する中国は、今後のスマート競争の時代をリードする可能性があります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News