PSGがメッシ擁するマイアミ圧倒 バイエルンとの準々決勝へ クラブW杯

06月30日 09:02


サッカークラブW杯、決勝トーナメント1回戦、パリ・サンジェルマン(PSG)対インテル・マイアミ。パリ・サンジェルマンのビティーニャ(右)とボールを競るインテル・マイアミのリオネル・メッシ(2025年6月29日撮影)。(c)CHARLY TRIBALLEAU / AFP


【6月30日 AFP】サッカークラブW杯は29日、米国各地で決勝トーナメント1回戦が行われ、パリ・サンジェルマン(PSG、フランス)はリオネル・メッシを擁するインテル・マイアミ(米国)を4-0で圧倒し、8強入りを決めた。準々決勝では、奮闘したフラメンゴ(ブラジル)を4-2で退けたバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)との対戦が決まった。

マイアミは、メッシの魔法がその古巣相手に番狂わせを引き起こすことを期待していたが、欧州王者のPSGはベテランぞろいの相手に猛攻を仕掛けて粉砕した。

メッシと元FCバルセロナ(スペイン)のチームメートであるルイス・スアレス、セルヒオ・ブスケッツ、ジョルディ・アルバは16強入りに奮闘したものの、ジョージア州アトランタでの試合では実力差が明らかとなり、PSGはジョアン・ネベスの2ゴールとオウンゴール、そしてアクラフ・ハキミの得点が決まった。

バイエルンは、オウンゴールとハリー・ケインのゴールで2点を先行した後、フロリダ州マイアミのハードロック・スタジアムに詰めかけた情熱的なサポーターに押されたフラメンゴのジェルソンに1点を返された。

レオン・ゴレツカのゴールで点差を広げた後、ジョルジーニョのPKで再び1点差に詰め寄られたが、最後は再びケインが見事な得点を奪って勝負を決めた。(c)AFP