ポチェッティーノ米監督、スパーズ復帰のうわさ否定

06月08日 14:37


サッカー米国代表を率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督(2025年5月20日撮影)。(c)Frederic J. Brown/ AFP


【6月8日 AFP】サッカー米国代表のマウリシオ・ポチェッティーノ監督が7日、アンジェ・ポステコグルー監督が解任されたイングランド・プレミアリーグの古巣トッテナム・ホットスパーに復帰するといううわさを否定した。

アルゼンチン出身のポチェッティーノ監督は、2014年から5年間スパーズを指揮し、チームを欧州チャンピオンズリーグ決勝に導いたが、トロフィーを獲得することはできなかった。

それでも、次の指揮官候補として、ポチェッティーノ監督の名前がブックメーカーの後任リストや英国の報道で登場している。

しかし、米国代表を2026年W杯北中米大会へ導くため、昨年9月に2年契約を結んだポチェッティーノ監督は、トルコとの親善試合に1-2で敗れた後の記者会見で、そのうわさを退けた。

「2019年に退任して以来、私がフリーで、トッテナム・ホットスパーの監督の座が空くたび、私の名前がリストに登場する」とポチェッティーノ監督は語り、「うわさを見たことがあるなら、リストには100人の指導者が載っているのがわかるはず。心配しないでほしい」と付け加えた。

ポチェッティーノ監督は過去にスパーズへの愛着を口にしており、いつか戻る可能性は否定していない。しかし、今は古巣復帰のタイミングではないと示唆している。

「何かが起こればきっとみなさんにも分かるだろう。しかし、この種のことについて話すのは難しい。今は現実的ではない。私が今どこにいるかを見てほしい」(c)AFP