米国支援のガザ配給所、一時閉鎖へ 27人死亡する事態受け

06月04日 16:02


パレスチナ自治区ガザ地区中部ヌセイラトの配給所で食料を待つ子どもたち(2025年6月2日撮影)。(c)Eyad BABA/AFP


【6月4日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区で物議を醸している米国支援のガザ人道財団(GHF)は4日、ガザの援助物資配給所を一時的に閉鎖すると発表した。イスラエル軍は、配給所に通じる道路を「戦闘地域と見なす」と警告している。

イスラエル軍は3日、ガザ南部でGHFが運営している配給所の1箇所の付近で群衆に発砲し、27人が死亡した。

イスラエルは最近、ガザに対する封鎖を緩和したが、国連はガザの全住民が飢餓の危険にさらされていると指摘している。(c)AFP