レンジャーズ、延長サヨナラでWS先勝 ガルシアが劇的弾

10月29日 12:49


23MLB、ワールドシリーズ(7回戦制)、テキサス・レンジャーズ対アリゾナ・ダイヤモンドバックス。11回にサヨナラ本塁打を放ち、本塁でチームメートに迎えられるテキサス・レンジャーズのアドリス・ガルシア(右から3人目、2023年10月27日撮影)。(c)Stacy Revere/Getty Images/AFP


【10月28日 AFP】23MLBは27日、ワールドシリーズ(7回戦制)が開幕し、テキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)が延長11回のアドリス・ガルシア(Adolis Garcia)のサヨナラ本塁打でアリゾナ・ダイヤモンドバックス(Arizona Diamondbacks)を6-5で下し、先勝した。

 試合はダイヤモンドバックスが5-3とリードして9回を迎えたが、ホームのレンジャーズはコーリー・シーガー(Corey Seager)が相手守護神ポール・シーウォルド(Paul Sewald)から2点本塁打を放って土壇場で追いつくと、11回にはガルシアがミゲル・カストロ(Miguel Castro)からサヨナラ本塁打を左翼席にたたき込み、劇的な勝利を飾った。

 ガルシアはこの本塁打で今ポストシーズン22打点とし、2013年にデビッド・フリース(David Freese)がマークした21打点の同一プレーオフ最多記録を更新。試合後にはシーガーの一発が刺激になったと明かし、「ものすごく興奮した。自分たちなら勝てると信じていた」と語った。

 レンジャーズは2011年以来のワールドシリーズで、1961年の球団創設以来初の栄冠を目指す。対するダイヤモンドバックスは優勝した2001年以来通算2度目のワールドシリーズ出場。第2戦は28日に引き続きレンジャーズのホームで行われる。(c)AFP