シフリンが回転で種目別最多タイの46勝目 アルペンW杯
11月29日 16:33
21-22アルペンスキーW杯、女子回転第3戦。表彰式に臨む(左から)2位に入ったペトラ・ブルホバ、優勝したミカエラ・シフリン、3位に入ったウェンディー・ホルドナー(2021年11月28日撮影)。(c)Tom Pennington/Getty Images/AFP
【11月29日 AFP】21-22アルペンスキーW杯は28日、米バーモント州キリントン(Killington)で女子回転第3戦が行われ、ミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin、米国)が前年の総合女王ペトラ・ブルホバ(Petra Vlhova、スロバキア)を2位に抑えて優勝を果たし、単一種目での歴代最多記録である通算46勝に肩を並べた。
1本目を終えてブルホバに0.2秒差をつけられていたシフリンだったが、2本目で48秒26という好タイムを記録した。
ブルホバは2本目でシフリンを射程に捉えていたが、手痛いミスによって全体14番目のタイムに終わり、合計で0秒75差で2位となった。3位にはウェンディー・ホルドナー(Wendy Holdener、スイス)が入っている。
この結果シフリンは、スウェーデンのレジェンドであるインゲマル・ステンマルク(Ingemar Stenmark)氏が大回転でマークしたW杯の種目別最多通算46勝に並んだ。
かつて練習していたバーク・マウンテン・アカデミー(Burke Mountain Academy)から遠くはないキリントンで開催されたW杯における過去5回の回転で、シフリンは全て優勝している。(c)AFP