イスラエル、外国人の入国を全面禁止 オミクロン株で水際対策強化

11月29日 10:36


イスラエルのベングリオン国際空港に到着した旅客(2021年11月1日撮影)。(c)JACK GUEZ / AFP


【11月28日 AFP】イスラエルは、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大を阻止するため、28日からすべての外国人の入国を原則禁止すると発表した。

 首相府は声明で「特別委員会で承認された場合を除き、外国人の入国を禁止する」とし、この措置は28日夜に発効すると説明した。

 帰国するイスラエル国民には、PCR検査の陰性結果の提示と、ワクチン接種済みの場合は3日間、未接種の場合は7日間の隔離を義務付ける。

 イスラエルは4週間前に外国人の受け入れを再開したばかりだった。

 ワクチン接種率の高いイスラエルだが、マラウイからの渡航者にオミクロン株の感染が確認されたことを受け、26日から緊急対策を相次いで打ち出している。(c)AFP