2010年生まれが標的、ネットいじめ拡散 仏教育相が注意喚起

09月22日 17:16


フランスのジャンミシェル・ブランケール国民教育相。パリの国民教育省の庭園で(2021年8月26日撮影、資料写真)。(c)Christophe ARCHAMBAULT / AFP


【9月17日 AFP】フランスのジャンミシェル・ブランケール(Jean-Michel Blanquer)国民教育相は17日、2010年生まれの子どもたちを標的に、インターネット上で生徒らの間に奇妙な嫌がらせが広がっているとして、教員らに注意を呼び掛けた。

 ネット上では「#anti2010」 というハッシュタグが拡散。2010年生まれの10~11歳は、フランスで重視される中学の最初の学年に当たるため、保護者らは懸念を示している。

 嫌がらせや中傷の発端は不明だが、若者に人気の動画共有サービス「ティックトック(TikTok)」から派生し、ビデオゲームが影響している可能性があるという。

 主要な保護者会組織FCPEは15日、「2010年生まれの子どもたちが、一連の中傷や嫌がらせ、ネットいじめの標的になっている」と訴え、政府に「迅速な対応」を求めた。

 FCPEは「子どもの多くはSNSを使っていないとはいえ、使っている子どもたちの精神的、心理的健康が実際に危険にさらされていることは間違いない」と主張している。

 ブランケール国民教育相は校長らに宛てた書簡で、この問題での「警戒を強化する」よう要請した。

 またブランケール氏は、ツイッター(Twitter)にも動画を投稿し、こうした嫌がらせがあれば、保護者らは緊急ホットラインで通報できるとし、また、いじめに関与した生徒らは懲戒処分の対象になると明言した。(c)AFP