秘密兵器は抗菌ハンドスプレー、TDF制覇目指すヴァン・ガーデレン

08月30日 17:16


2015ツール・ド・フランス、第13ステージ(ミュレからロデーズ、198.5キロメートル)。レースに臨むBMCレーシングチームのティジェイ・ヴァン・ガーデレン(2015年7月17日撮影)。(c)AFP/LIONEL BONAVENTURE


【7月2日 AFP】自転車ロードレースに参戦するBMCレーシングチーム(BMC Racing Team)のティジェイ・ヴァン・ガーデレン(Tejay Van Garderen、米国)は、今年のツール・ド・フランス(2016 Tour de France)で総合優勝を果たすための秘密兵器を用意している――それは抗菌ハンドスプレーだ。

 所属するBMCでリッチー・ポート(Richie Porte、オーストラリア)とともにエースライダーの一角を担う27歳のヴァン・ガーデレンは、総合3位でスタートした2015年大会の第17ステージで体調不良となり、途中棄権を強いられたが、今年はその二の舞いを演じるつもりはない。

 抗菌ハンドスプレーの入った小さな白いボトルをみせながら、ヴァン・ガーデレンは「(もう)握手はしない。グータッチなら受け入れる。病気を避けるためのあらゆる策を講じるよ。(昨年は)体調不良でレースを終えてしまったからね」と話し、「10分おきに」スプレーを使用して細菌感染を防ぐとしている。

 前回大会のヴァン・ガーデレンは、直前のクリテリウム・ドゥ・ドーフィネ(Criterium du Dauphine 2015)でチームスカイ(Team Sky)のクリス・フルーム(Chris Froome、英国)と総合優勝争いを繰り広げるなど好調を維持したままレースに臨んだ。そして向かうところはフルームとモビスター・チーム(Movistar Team)のナイロ・キンタナ(Nairo Quintana、コロンビア)の優勝候補2人だけだったが、夢はもろくも崩れ去ってしまった。

「(山岳の)プラトー・ド・ベイユ(Plateau de Beille)の直後から体調が悪くなってしまい、レースを諦めるしかなかった。寒気がして発熱と腹痛に襲われ、2度目の休息日のあとは、自転車にまたがり立っていることもできなかった」と振り返ったヴァン・ガーデレン。しかし、今回はハンドスプレーが自分を守ってくれるだろう。(c)AFP